リリースノート
SmartJCL V3.3
発行日
2016年4月27日
製品名
バージョン
V3.3
主な改善点
- UNIXファイルシステムのファイルのチェックに関するパラメータの追加(JCL Checker)
新たにJCLチェックのパラメータ「PM」を追加し、JCLチェック時にJCLに記述のPATHパラメータで指定されたz/OS UNIXファイルシステムのファイルを、チェック項目に含めるかどうかを選択することができるようになりました。
- JCLチェック時のサマリーメッセージ一覧のソートに関するパラメータの追加(JCL Checker)
新たにJCLチェックのパラメータ「SSML」を追加し、JCLチェック時に表示されるサマリーメッセージ一覧の出力を、メッセージの重要度(I、W、E、S)でソートするかどうかを選択することができるようになりました。
- JCLチェック時の呼び出しプロシージャの展開に関するパラメータの追加(JCL Checker)
新たにJCLチェックのパラメータ「SNLPL」を追加し、JCLチェック時にカタログプロシージャもしくはインストリームプロシージャをJCL内にNOTE行で展開するかどうかを選択することができるようになりました。
上記に加え、新たにJCLチェックのパラメータ「SNLPN」を追加し、このパラメータで指定された名前のプロシージャはJCLチェック時にNOTE行で展開しないようにすることができるようになりました。
- JCLに指定された「TYPRUN=SCAN」に関するパラメータの追加(JCL Checker)
新たにJCLチェックのパラメータ「TYPRUNSCANRC4」を追加し、JOBステートメントにパラメータ「TYPRUN=SCAN」を含むJCLをチェックした際に、RC=4を設定するかどうかを選択することができるようになりました。
- プロシージャチェック時に設定するUSER IDに関するパラメータの追加(JCL Checker)
新たにJCLチェックのパラメータ「UJUPCUID」を追加し、プロシージャ単体に対するJCLチェックを有効化するパラメータ「CP=Y」の場合に、補完されるJOBステートメントに指定するUSER IDを設定することができるようになりました。
- 大文字と小文字が混在するPASSWORDに関するパラメータの追加(JCL Checker)
新たにJCLチェックのパラメータ「PWDMIXEDCASE」を追加し、JCLチェック時にJOBステートメントに記述されたパラメータ「PASSWORD」の値に大文字と小文字が混在してもよいかどうかを選択することができるようになりました。
- 埋め込みコメント行を含むJCLの変更処理に関するパラメータの追加(Change Facility)
新たにChange Facilityのパラメータ「SJCXES」を追加し、埋め込みコメント行を含むJCLをChange Facilityコマンド「SJC」で変更できるかどうかを選択できるようになりました。
- コマンド「INSERTSTMT」への新規セクションの追加(Change Facility)
新たにChange Facilityのコマンド「INSERTSTMT」に対してセクション「IF-ISMISSING」を追加し、JCLのステートメントを挿入する機能を強化しました。
- コマンド「CHANGE」、「CHANGEALL」への新規セクションの追加(Change Facility)
新たにChange Facilityのコマンド「CHANGE」および「CHANGEALL」に対してセクション「doall-block」を追加し、JCLのパラメータ変更のルールをより柔軟にしました。
- コマンド「DELSTMT」への新規パラメータの追加(Change Facility)
新たにChange Facilityのコマンド「DELSTMT」に対してパラメータ「CONCATDS」を追加し、JCLのステートメント削除の機能を強化しました。
- 関数「SRIGetLn」を変更(REXX Interface)
REXX Interfaceの関数「SRIGetLn」を変更し、EXITの機能拡張を実施しました。