UDM
ストレージ管理業務を簡素化
UDM(Universal Data Manager)は、ストレージ環境のグローバル・ビューによって、監査、モニター、レポート作成などのストレージ管理業務を簡素化します。
以下項目の管理が可能です。
- テープ・ロボットおよびテープ・カタログ
- DFSMShsm
- CA-Disk
- ICFカタログ
- DASDボリューム
- DFSMSオブジェクト
- スプールデータ
また、複数の環境のストレージ管理を一か所にまとめ、集中的に行うことが出来ます。
GUI
- システムをプロアクティブに監視し、要求に応じてタスクを実行
- 自動的にシステムを監視および維持し、さらに分析するためにシステムに関する履歴情報を収集
Automation インターフェース
z/OSストレージ環境の管理を自動化します。
事前の定義に沿って監視、通知、又は特定のアクション(TSOコマンド、JOB実行)を自動的に行います。
- コマンド、JCLデッキ、レポート生成の自動化
- z/OSコンソール・メッセージを判別してアクションを実行
- 個々のオブジェクト、ストレージグループ、およびカタログを監視
- 指定した条件が満たされたときにアクションを実行
- 特定の時間
- 特定の間隔
- 特定のジョブの完了後
- 特定のz/OSコンソール・メッセージ発行時
- 条件を設定して自動的に通知、コマンド発行、JOB実行を行う
Report インターフェース
z/OSシステム内のストレージ情報をレポートとして提供します
- リアルタイムな情報をレポート化
z/OSストレージ・サブシステムのすべての側面をヒストリカルかつ一元的に報告
以下の項目に関連したレポートを作成します
- ICFカタログ
- DASD
- DFSMS、DFSMShsm
- FDRABR
- スペース情報サマリー
- スプール、WTORs
- システム情報
- テープ
- Unixシステム情報
- CA-Disk
Excel、CSV形式へのエクスポート
導入効果
ストレージの集中管理による作業工数の削減
- シスプレックスなどの複数環境のストレージ情報を一元管理することで、各環境ごとにかかっていた作業工数を削減
ストレージ環境の健全化
- ツールを活用することでストレージ管理を効率化、恒常化し、スペース不足などのストレージ関連のエラーを抑止する
- HSMエラーに関するコンソールメッセージにアラートを設定することで、見過ごされやすいバックアップエラー等に迅速に対応することが出来る
見やすいGUI画面での管理による属人化の解消
- Windows環境で操作できるGUIによって、多岐に亘るストレージ関連情報の収集及び管理作業を簡易化し、管理業務の属人化を解消する
導入要件
バージョン情報
- OS: z/OS 2.1 、2.2、2.3
- GUI対応OS:Windows7、8、10
システム登録
- LOADライブラリのAPF登録
- STC登録
セキュリティ要件
- OMVSセグメントを付与されたグループ及びユーザー
- STARTEDクラスの定義
- <UDM製品へのアクセスに必要な権限>
- 各リソースへのREAD権限を持ったユーザーAC
各リソースへのREAD権限を持ったユーザーAC
- 8000~65535までの番号から一つAC
- (デフォルト:8000)AC