SmartMU
Easytrieve Plus互換 4GL
IBM Migration Utility + SmartMUは、CA社のEasytrieve Plusの生産性を維持したままコストダウンが実現できるソフトウェア製品です。現在あるEasytrieve Plusでコーディングされた資産を、ダイナミックに移行するソリューションを提供します。
導入メリット
Easytrieve Plusからのマイグレーション作業をCOBOL化と比較した場合、工数削減や検証期間短縮が可能です。
マイグレーション作業
マイグレーション後
製品特徴
お客様がEasytrieve Plusでコーディングされたプログラム資産を無駄にすることなく、ほぼそのままで流用できます。Easytrieve Plus経験者であれば、その知識や経験を有効に活用することができます。
- Easytrieve言語ステートメントを、内部的にCOBOL言語ステートメントに自動変換
- 内部的にCOBOLが生成されるので、COBOLソースを意識することなくEasytrieve Plusでコーディングが可能
- Easytrieve Plusの生産性を維持し、COBOLの高速動作を実現
製品詳細
SmartMUは、IBM Migration Utilityの変換効率の向上、漢字・拡張プリンターの補完を行います。また、移行における様々な保管ツールを内包しております。なおSmartMUには、IBM Migration Utilityの導入、セットアップ、およびレベル1サポートも含まれております。
- インタープリタ形式だけでなく、ソース・コードをコンパイルした、ロードモジュール形式で動作させることも可能
- z/OS、LE、Db2等、標準IBM環境のサポート、追随性の向上
- 従来のレポートに加え、EXCELで使用されるCSV形式、WebのHTML形式のレポートもサポート
- Easytrieve Plus実行中にアベンドした時に、Easytrieve Plusのソース番号、COBOLのステートンメント、該当フィールドの内容を出力
- 1STEP変換による、Easytrieve Plusと同等の利便性
- ロードモジュールの生成
移行方法
PGM名を書き換えるだけの1STEPで、内部的にはCOBOLが生成、コンパイル、リンクされ実行されます。
プリチェックサービス
Easytrieve PlusからSmartMUへの移行作業において、今までプリチェックサービスに使用していた以下ツール類をSmartMUにパッケージングしました(2019年8月バージョンアップ)
- 文法チェック
- 重点チェックするプログラム洗い出し
- 自動連続チェック
- JCLからEasytrieve Plusソース切り出し
- Enterprise COBOLだけではなく、業界標準のCOBOL(VS COBOL II)の生成も可能
VS COBOL II ソース化
- IBM MUが生成するCOBOLはIBM Enterprise ですが、SmartMUがVS COBOL IIのソースコードに変換する機能も提供します。
- VS COBOL IIはCOBOL85レベルで富士通機、日立機のCOBOLと互換性があります。
- IBM機に併せて富士通機、日立機でEasytrieve Plusをご利用していたお客様はこの機能により富士通機、日立機で動作するCOBOLを自動生成します。
動作環境
IBM Migration Utility
OS : z/OS
COBOLコンパイラ :Enterprise COBOL
COBOLコンパイラ :Enterprise COBOL
SmartMU
OS : OS/390 V1.3以上、z/OS
前提ソフトウェア:IBM Migration Utility
OS : OS/390 V1.3以上、z/OS
前提ソフトウェア:IBM Migration Utility
Db2利用の場合
Db2 :Db2 V7以上
IBM COBOLコンパイラ : Enterprise COBOL
Db2 :Db2 V7以上
IBM COBOLコンパイラ : Enterprise COBOL
リリースノート