Opus R Monitor
RACFデータベースをクリーニングするために必要な情報を提供
RACF定義が多数存在し複雑化していることで、セキュリティ管理の負荷は増大する一方です。RACFデータベースのアクセスをモニターし、不要なRACF定義をクリーニングすることで管理作業の負荷を軽減します。
Opus R Monitorは、RACFの定義、アクセス許可要求を監視し、RACFデータベースをクリーニングするために必要な情報を提供するツールです。収集された情報は高度に圧縮された形式でRDBに格納され、不要なユーザーID/グループ/アクセスルールのクリーニングと再構築/再定義に役立ちます。
主な機能
- すべてのアクセス許可要求の情報を継続的に収集します
- 収集した情報は、リレーショナルデータベースに高度に圧縮された形式で格納します
- 蓄積された情報に基づいてRACFデータベース内のユーザーID、グループ、アクセスルールの要否判断が可能になり、RACFデータベースのクリーニングプロセスが確立できます
- シンプルなダイアログ画面から情報を参照できます
Opus R Monitorによる各クラスのプロファイルへのアクセス統計情報(サマリー)
導入効果
- RACFセキュリティの強化
- 危険なアクセス権を検出して排除
- RACFデータベースに対するチェック数を削減しシステムを効率化
- CPU処理速度を速め、MSU値を削減
動作環境
OS:z/OS
(IBMが現在サポートしている全バージョン)