JOBNET/Graph for A-AUTO
A-AUTO定義から描画データを生成
日中オンラインに多くの時間を割くようになった現在、ミッションクリティカルなバッチ処理に対して、正確な障害把握やバッチウィンドウ短縮が求めらており、スケジューラー情報の可視化が増々重要になってきています。
JOBNET/Graph for A-AUTOは、日本を代表するバッチスケジューラーA-AUTOのスケジュール情報を、見やすくグラフ表示し、スケジュール担当者、業務担当者が抱える問題を解決します。A-AUTO定義(サブスケジュールマスタ、ネットワークマスタ)から描画データを生成し、WindowsPCクライアントでジョブフロー、ネットワークフローを様々な角度から分析できるツールです。10万件を超えるスケジュール情報でもスムーズに分析できます。
主な機能
フローの可視化
全件もしくは、条件付(特定ネットワーク、システム、時間起動など)、先行/後続、開始/終了の2点間描画といった、様々な条件で描画できます。
描画したフロー内の表示項目は変更することができます。例えば、以下のような項目の表示/非表示を変更することができます。
ジョブネット図の描画 | ネットワーク図の描画 |
ネットワーク名 ジョブ番号 ジョブ名 スタート時刻 システム・クオリファイヤ ネットワークプライオリティ 実績スタート時刻 実績エンド時刻 実績経過時間 | ネットワーク名 システム・クオリファイヤ ネットワーク略称 ホリデーID 処理サイクル 実行区分 リターンコード |
描画結果から、さらに、該当のジョブやネットワークから特定条件のみの描画できるため、必要な情報まで絞り込むことができます。例えば特定のネットワークから後続を検索し、抽出、リスト化し、TEXT、HTML、Excel、Wordへ出力が可能です。障害発生時の後続処理の把握などに役立ちます。
クリティカルパスの検索
クリティカル・パスとは、Batchウィンドウの中でもっとも処理時間を要したJOB実行パスのことです。このクリティカル・パスを改善することがBatchウィンドウ短縮へつながります。JOBNET/Graph for A-AUTOはスケジューリングされたBatchジョブフローを視覚化し、クリティカル・パスを提示します。
該当箇所が指定した色でマーキングされます
文書化
検索結果を出力することができますので、社内の情報連携や二次加工を行うことができます。
- リスト HTML、TEXT
- フロー図 PDF、JPG、PNG、GIF、VMF、BMP
その他の機能
- テキスト化
- ループの検知
- 冗長化リンクの分析
導入効果
- スケジュール登録・管理精度の向上
- ジョブフローのドキュメント化工数削減
- バッチジョブ障害時の影響調査時間の短縮
- 合併、統合時の調査/確認工数の短縮、精度向上
動作環境
OS:z/OS
A-AUTO:V6.0
Windows:現在、Microsoft社がサポートしているWindows OS