EPA
LE化推進ツール
EPAはロードモジュールを分析するツールです。新しいコンパイラ、そしてランタイム環境への移行トラブルを削減し、トラブルの判別、トラブルソースの識別の支援、そして本番環境のパフォーマンス向上に利用することができます。LE化プロジェクトでも、EPAはLEマイグレーションに必要とされる労力を減らし、言語コンパイラの旧バージョンから新バージョンへ移行する際にもスムーズな移行が可能になります。
主な機能
サマリーレポートの出力
ロードライブラリ全体の内容についての簡略な情報をレポートします。この簡略な情報は、モジュールの合計と特性を示す一覧リストです。
詳細レポートの出力
個々のロードモジュールに関する詳細な情報をレポートします。詳細レポートは、ロードモジュールの特性およびそれに含まれるCSECTについて記述されます。
External Analyzer
詳細データファイルには、ロードモジュール分析において出力された詳細レポートと同じ情報が含まれています。このデータはユーザープログラムで分析可能であり、COBOLおよびPL/Iで作成された標準的な分析プログラムも製品と共に提供されます。
動作環境
OS:OS/390、z/OS