リリースノート
Smart Abend Analyzer V16.1 リリース
発行日
2025年7月1日
バージョン
V16.1
※本バージョンよりベースとなるIBM社製品とバージョン番号を揃える管理となりました。
内容
- SAAのMicrosoft Visual Studio (VS) Code拡張機能
Zowe Explorer VSCode Extensionと連携して、障害エントリーをVSCode上で分析するインターフェースを提供します。 - Java JVMバージョンのサポート
バージョン17までのサポートが含まれました。 - ダンプストレージ表示機能に新"@"コマンドが追加
"@"コマンドでオフセットを指定して表示できるようになりました。 - SAAのCICSトランザクションにCICS Webサービストランザクションを追加
従来のCFAトランザクションに加えて、CICS Webサービストランザクションが追加されました。 - XDUMPオプションがデフォルトで有効となりました
XDUMPオプション(拡張ミニダンプデータセット)は障害エントリーに関連するストレージページを保管するために、必要に応じて作成されるSAAのデータセットです。これをデフォルトで作成するようになりました。 - 新規オプション"UnreferencedPagesValid"の追加
参照されていないストレージページをレポートやミニダンプに含めることができるようになりました。 - 最大32文字のプログラム名がサポートされるようになりました
- 新規オプション"PREVEXIT"の追加
preダンプexitがRC=8をセットした際に、SAAのリアルタイム分析を抑制するオプションが追加されました。 - DSECTコマンドおよびHFZPDSCUユーティリティで新規DD名"HFZSYSLB"をサポート
ストレージ領域をDSECTコピーブックやマクロを元にマッピングする際の情報源として、SYSLIB DDに加えて、HFZSYSLB DDに指定したデータセットを使用できるようになりました。