ZDT
様々な形式のデータをVIEW、編集、COPY、比較処理できるツール
ZDT(Z Data Tools)は、zOS上にあるデーター・セット、DB2、IMS DB、CICS、MQといった異なった形式のデーターやDASDおよびTAPE上のデーターを処理する包括的で使いやすいツールです。
主な特徴
ZDTは、BASE(zOS)、DB2、IMS、CICSの4つのコンポーネントで構成されています。
ZDTは、zOS上の様々なファイルに対してVIEW、編集、COPY、比較処理を簡単に行えます。
- VSAM,QSAM,PDS,PDSE,AIM,OAM
- Unixファイル
- DB2
- IMS DB
- CICSのファイルやキュー
- Webshpere MQ
使い慣れたISPF画面のようなユーザー・インターフェースを提供しています。
ユーザー・インターフェースを使用した処理はバッチで処理することもできます。
テンプレートを使用するとフィールドの属性にあわせてデータをテキスト形式で表示、編集できます。
テンプレートを使用するとフィールド単位のデータ処理ができます。
テンプレートのみでレコード・レイアウトにそったテストデーターが作成できます。
- COBOL、PL/I、アセンブラのデータ宣言文からテンプレートを作成します、
- DB2カタログからテンプレートを作成します。
テンプレートを使用するとフィールド単位のデータ処理ができます。
- フィールド毎に条件が指定でき、その条件に従って表示やCOPYするレコードを取捨選択できます。
- 文字列検索もレコード全体ではなく選択したフィールド内のみで実施できます。
- フィールド単位でデーター比較ができます。
テンプレートのみでレコード・レイアウトにそったテストデーターが作成できます。
テンプレート無しのデータ表示
テンプレートを使用したデータ表示
導入効果
- データー・セット、DB2、CICS、IMSやMQの知識がなくても簡単に異なった形式のデーターを処理できるのでテスト・データーの準備やテストの検証に有識者の確保が不要です。
- テストの検証の為にデーター形式毎に表示や印刷用のアプリケーション・プログラムを作成する必要がないため開発工数を減らせます。
- データー・フィールド毎の表示、検索や比較をすることにより、テスト結果をピンポイントで確認できるのでテストの検証の時間短縮や信頼性の向上が見込めます。