VTFM-NewGen
zVTLデバイスが不要に!
用途に応じてテープ保管先を自由に選択可能な次世代のテープソリューション
VTFM-NewGenは、メインフレームディスク上にIBM互換のテープ装置(3480、3490、3590/3592)をエミュレーションする仮想テープソフトウェアです。
特徴

VTLデバイス(テープ筐体)が不要
ソフトウェアによるテープエミュレーションによりVTLデバイスを廃止でき、ハードウエア更改が不要となります。

CPUのオフロード
zIIPやzEDCを使用してテープ圧縮処理にかかるCPUをオフロードします。

柔軟なデータ保管先
メインフレームディスクに加えて用途に応じFTPサーバーやクラウド、オブジェクトストレージといったオープン系のストレージや、リモートサイトへの保管が可能です。

テープへの同時リードアクセス
同一の仮想テープボリュームに対し複数のテープ処理で同時にリードアクセスすることが可能です。
処理イメージ

外部保管機能(e-Vault機能)
ホストディスクシステム上にある仮想テープデータセットを、外部ストレージに保管する機能です。

導入要件
ホスト
z/OS | z/OS ver.1 以上 | |
システム登録 | APF許可登録 VTFM-NewGenのロードモジュールライブラリをAPF登録 STC登録 VTFM-NewGenの開始プロシージャをSTC登録 UIMモジュールの追加 3480/3490/3590/3592テープエミュレーション用のUIMモジュールを追加 OMVSセグメントの定義 VTFM-NewGen STC起動ユーザーに対してOMVSセグメントを定義 | |
DASD容量 | 約1000CYL以上(3390型) VTFM-NewGen製品関連データセットで使用 |
オープン
通信プロトコル | FTP | FTPサーバー Windows、Linux、NAS 他 ※特別な制約はなし VTFM-NewGen(リモートサイト) |
HTTPS | Amazon S3 ストレージ S3互換オブジェクトストレージ | |
サーバースペック (推奨値) | CPU | Intel Xeon 2.4 GHz 4コア |
メモリ | 32 GB | |
ディスク構成 | RAID10 | |
ネットワーク | 10 Gbps | |
サーバースペック (最小値) | CPU | Intel Xeon 1.8 GHz 2コア |
メモリ | 16 GB | |
ディスク構成 | RAID5 | |
ネットワーク | 1 Gbps |