EPV
Zアーキテクチュアに基づいたキャパシティ管理ツール
EPVは、パフォーマンス分析担当者やシステム管理部門へ、自社のシステム構成、システムのリソース使用率とワークロードの完全なビジョンを適切な方法で提供するツールです。zアーキテクチュアに基づいたレポートを作成します。
キャパシティ管理の重要性
パフォーマンス改善のために、最適なキャパシティ・プランニングを立てられていますか?
キャパシティ管理が十分でなく、問題に対する手当てが遅れたり事後処置が不十分だと..
- エンドユーザー向けのサービス低下
- システム停止
- 障害原因不明のままの同一障害の多発
- 業務量の増加に伴うMSUコストの増加
などの影響が発生します。
より複雑でユーザー数も多い環境では管理情報の可視化などIT運用管理の効率化が重要になってきています。
EPVの特徴
ホストリソースを使用せずレポートを作成
- SMFデータをWindows上のEPVに読み込ませるだけでレポートを自動で作成
- SMFデータの加工処理からホスト上のCPU負荷を解放
- CPUの空き状況を気にせず、好きな時間帯にレポート処理が可能
- レポート作成は自動化可能
- Windows、Linux、Unix等、多様な動作環境
- z/OS環境に導入は不要
共有しやすいHTMLレポート形式
- レポート作成のための専門的なプログラミング知識・ワーク不要
- 全てのレポートはワンクリックでExcelにエクスポート可能
- EPVから出力されたHTML表、グラフを社内サーバーに置くことでいろいろな部署、役割の人から共有し、リモート会議を行うことも可能
700種類以上もの豊富なレポート種類
- EPV社の30年にわたるノウハウが蓄積されたレポート
- z/OSの新技術にも随時対応
- しきい値違反や定義変更を自動的に警告

EPVの主なレポーティング機能
- 4時間経過平均のMSU使用量(レポート月平均、年平均、LPAR単位、グループ単位)
- エクセプションレポート(しきい値設定による問題箇所の指摘)
- スループットレポート(CICS、IMS、バッチ関連)



動作環境
ホスト環境:
z/OS環境に導入は不要です入力データ:標準レポート作成時に使用
EPV for Db2
Db2に特化したキャパシティ管理ツール
EPV for Db2はDb2に特化したキャパシティ管理ツールです。Db2サブシステムのチューニングのための指針となる重要な情報をレポーティングします。
主な機能
- Db2サブシステムに影響を与える可能性のあるDb2の重要なイベントを可視化
- Db2のCPUオーバーヘッド、仮想メモリの使用量、ロギングアクティビティ、Db2のプール、デッドロックとタイムアウトを分析するためのDb2のリソース使用率のビューを提供
- プラン、AUTHID、トランザクションおよび各接続タイプのパッケージの分析において、シスプレックスのバランスを確認するためにデータ共用グループから開始してDb2ワークロードを可視化
- Db2のパラメータと設定、変更内容についての詳細なレポートを提供
- プロアクティブなチューニングの活動をサポートするために日次および月次のトレンドを報告
レポート項目
- Exceptions
- Critical Events
- Configuration
- System AS
- Resources
- EDM Pools
- BP/GBP Pools
- Workloads
- User
- Daily Trends
- Weekly Trends
- Monthly Trends
- User Trends

導入効果
- システムリソースの増強、削減の意思決定を行うためのレポート作成作業の時間を短縮
- 不要なキャパシティの費用を削減
動作環境
OS:
z/OS